二冠馬 I'll Have Another がビッグレッドファームで種牡馬入り

Google Reader流し読みしてたらびっくり。

I’ll Have Another sold for stud duty in Japan(DRF)
I'll Have Another to take up stud duty in Japan(BRIS via BH)

岡田繁幸総帥のビッグレッドファームにて、もちろん2013年から稼働ということで。
売買額は不明。

I'll Have Anotherの馬主P.Reddam氏のコメント(上記DRFの記事)。

“It was in the range we were looking for,” he said. “Kentucky wasn’t anywhere close to where the Japanese were.

“Any rational person would have gone to the Big Red [offer] versus the Kentucky, even though we won’t get to breed to the horse because he will be so far away.

“It’s kind of sad. I would have liked to have had a lot of I’ll Have Anothers.”

(米国だけでなく日本も)予期している範囲ではあった。Kentuckyはその日本人にいるところに近くはない場所だ。
遠くに行ってしまうから我らは種付けできなくなるが、どんな理性的な人であってもKentucky(のスタッド)と比べBig Redのオファーにしただろう。
悲しくはある。もっとI'll have anotherといられたらよかったと思う。(あー、いい加減な訳だ)

検疫完了後、8月に日本へ。

1歳セールで11000ドル・2歳セールで35000ドルの安馬、でも競走能力は高かった、いかにも総帥らしい選択ですね。
Travers(G1)を制しBC Classic(G1)で2着もあったFlower Alleyの初年度2年目産駒(コメントに気づかず遅くなりましたが訂正しました。ご指摘サンクスです！)。Distorted Humorからフォーティナイナーに遡りますので、この点は日本にも合いそう。母系は4代母の子にG1馬、3代母自身とその子にG3入着がある程度で、それほどではないようです。

Roses In May くらいの活躍はするんでしょうか。