第62期王将戦挑決リーグ 豊島将之七段 - 渡辺明竜王

千日手指し直しの結果、渡辺竜王の勝ち。

両者得意の角換わりで定跡をなぞって1時間余りで60手近く進む。その後はお互いに斬り合って大激戦。先手は大駒を、後手は金駒を集めて、わずかに豊島が受けきるかに思われた。ところが立会人の木村一基八段が指摘したように千日手となってしまう。豊島は持ち時間残り3分、渡辺は49分と。
指し直し局は、非ネット環境にいたので、本日(29日)確認した。
持ち時間的に、そして渡辺先手とあって渡辺有利なんだろうなと結果を確認するまでもないとは思っていた。なのであまり身を入れずに確認したものの、こちらも互いの玉が2手分の距離に超接近するほどの乱打戦。この2局を追うのは疲れる。また後日見返してみる。