10/28-29 第26期竜王戦七番勝負 第2局 ▲渡辺明竜王-△森内俊之名人

1局目の裏返し、森内名人が55角急戦を選択。局所的な研究はやっぱり棋界随一、この選択には名人連勝の予感がした。加えて竜王の不調。竜王自身が言うように実力があれば運や調子なんて関係ないというのは正しいとは思う。でも広く読まないタイプの棋士にとって最初に浮かぶ手に冴えがないってことは致命的で、そこらへんの閃きについては"調子"と関係あるようにも。
封じ手の18飛はプロ筋の予想にない手だったようで、竜王の勝負術も込めた閃きの妙手、なのかと思った。ところが自身反省の一手と。これこそ不調の証では。

今期の名人相手に2連敗はかなりきつい。

11/2 将棋電王トーナメント 予選リーグ

1,2回戦と夕休前の5,6回戦あたりを少し視聴しただけだが、解説にタブ岡(長岡)五段を選んだのは見識高いよなー。ソフトらしい早い展開+1回あたりの対局数多すぎ*8回戦であれだけ丁寧に、かつメリハリつけて(レベル差激しいのでムラなくやっていったらダレる)、明るい調子を保ちながら、と賞金分けてあげたい。

この手は実績ある西尾タンでもいいなーと考えてたら最終日は西尾六段だった。あすはせがーさん。