2010年ブリーダーズカップにおけるLife At Ten事件(その5.5)

K. 勧告
  • 上級裁決委員と副裁決委員の役割と職務と権限は明確にされなければならず、また判断は意思決定のプロトコルに基づきなされるべきである。
  • KHRCは裁決委員がレース前にテレビ中継を監視すべきという要求を検討すべきである。
  • KHRCのEquine Medical Directorと上級獣医はレース中に競馬場内の獣医スタッフの配置について再検討すべきである。
  • メディアをアシストするためにAAEPより提供された当番獣医は、レースにおける出走馬の健康や安全性に関連するどんな情報でもKHRCの上級獣医へ即座に伝える義務がある。
  • RCIやJockeys' GuildやJockey ClubやTOBAやHBPAやAAEPのような産業グループは以下について議論することを検討するように。
    • 騎手の職務規則の制定
    • 入場行進における騎手へのインタビュー 対 スポーツの安全性と公正性を守るKHRCの義務 の重み付けがプラスになる。
      • Jcokeys' Guild*1はそのメンバーにメディア・トレーニングを提供すべきという勧告を検討せよ
      • 賭博の公正性において、入場行進における騎手へのインタビューのインパクトについて検討せよ
      • 騎手にレース前インタビューを許可するかどうか決定することについて、馬主や調教師の役割を検討せよ
      • 騎手たちが騎手控え室へ戻った後で騎手たちがメディアに話すことを許可しないという勧告がなされたら、810 KAR 1:009 Section 11(2)は変更される必要があるだろう。Appendix Aを参照せよ
  • KHRCは既存のKHRC無線システムを改善しようとしている。無線通信はすべての交信を監視する中央指揮所を持つべきである。KHRCに対してサポートを提供するすべての機関はKHRC無線を支給されるべきであり、計画された周波数を割当されるべきである。
  • KHRCと、サポートを提供する外部グループとの組織は改善されるべきだ。「総員」でのイベントの事前打合せを調整せよ。
  • 監督獣医の職務について、馬主や調教師やメディアや公衆を教育すべきだ。競馬場にいる獣医によって満たされる様々な役割を盛り込むために、AAEPはメディアガイドを拡張すべきという要求を検討せよ、
  • レースの発走時点での投票窓口のロックについて技術改善を検討せよ

(次回へ)

*1:米国の騎手団体。騎手の待遇改善など要望したり