順位戦B級1組 7回戦

山崎-木村戦が見たくて1日券買ってしまった。全13回戦の中日。
無敗の行方八段は抜け番。

大介、三間飛車、石田流に構えた。後手は金銀角で銀冠。34手目から双方の飛車が左右に往復し同一局面3回あったが先手が打開した。後手が端を突破して角をいじめる。先手は角を奪われ、飛車も押し込まれて全体に窮屈になってしまい、まだ陣形がきれいな状態の92手目で投了。広瀬5勝2敗、鈴木4勝3敗。

矢倉、先手銀損定跡。先手が攻めきれず。先手の玉頭の歩を浮かせたあたりではもう後手自信あふれる局面に見えた。112手目の飛車取りの△49角で井上慶太2勝目。両者とも2勝5敗。

不調同士の組合せは横歩取りに。で48手で丸山投了。
丸山、34飛を下げずに突っ張ったものの、阿久津に26歩と垂らされ1時間40分の長考へ。8筋から先手もと金を作ったが速度が違った。阿久津はようやく1勝目で、両者とも1勝5敗。

先手矢倉で後手高美濃。先手は18に飛車を回して雀刺しを狙う。一方の後手は山盛りの歩を使って玉頭攻めで対抗した。が、先手の端攻めが功を奏し、なかなか切れない。快勝だった。畠山5勝1敗、中田2勝5敗。

言うまでもなく力戦系になった。後手は玉頭の2筋の歩を伸ばして3筋に駒タワーという変な陣形に。不動の右金が88手目でようやく一歩。力強い82手目△85桂と角で圧迫してから、飛車を8→2筋に展開しつつ角を見捨てて29に飛車を成り込ませた。さらに先手玉の頭を歩で取り払い、龍で自陣を守りながらも取り返した角も使って先手陣を剥がしにかかり、香車も使って左右挟撃し決めた。146手、山崎の勝利。山崎4勝2敗、木村2勝4敗。

あー眠い。