第62期王将戦七番勝負 第1局

佐藤康光王将
渡辺明竜王
戦型:相掛かり

佐藤王将は終始守勢に回って気重な第1局になった。
2日目、封じ手以降の指し手は検討陣の予想通りだったので、王将自身も当然読んではいたはず。でも午前中から長考を数回挟んでいた。少しでも良くしようと痛々しいほどの姿。髪をかきむしったためか、いつしか前髪がツンと立っていた。

気づけば後手の金銀4枚は自玉を防衛しているだけで、飛車角桂だけで攻めていた。決して太くはなかったのだが、先手陣の隙を突いて急所急所を狙っていたのと、先手の左辺の金銀は日和っていたので、数以上に迫力とスピード感があった。

それでも佐藤王将は最後まで勝負を捨てずに戦い続けた。七番勝負だから簡単には投げられない。

それにしても仮に佐藤王将が考慮時間を大量に消費してなかったら、33角不成の天啓を受けていたのだろうか(王将戦中継ブログ : 感想戦での妙手順)。


やらされ感ありつつ、実はノリノリかも。
王将戦中継ブログ : 出陣

モテ光先生はキウイが好物。飲み物×3って。
王将戦中継ブログ : 午後のおやつ(2日目)

青野照市九段の裏地。この書体は黒彫っつーの?
王将戦中継ブログ : 棋士と和服

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ニコ生は1日目:野月七段&貞升南女流、2日目:阿久津七段&藤田綾女流。野月さんはホントによくしゃべる。僕はこの人の話し結構好きです。あっくんは遅刻ネタで。

先週末、初めて将棋会館に入った。売店をちらっと見るくらいだが。研修会をやってたようで子供が元気にはしゃいでいた。