まだタイムシフトは見てないけど、豊島将之七段と菅井竜也五段がどちらか一方ではなくご両人登場とは。連盟、背水の陣ですかね。勝っても負けても、この(大人の事情を加味したうえで)実現可能な文句なしの布陣をやっちゃうと、もう5対5のフォーマットでは新味が出せなくて飽きられそう。

ともかく今回は勝ち負けはどうでもよくて。
もう棋士側は失うものはないわけだしソフトに勝っても得るものはないから、純粋にどんな棋譜が残せるかという点が注目なのでは。屋敷九段と上記2人についてはこの点期待通りになりそう。あとはサトシン(鬘)がウケ狙いでどんな滑り方をするか。森下卓九段はどうなのかなー。往年の力ではないしな。

マシンスペックの調整とかチェスクロック方式とか事前練習可とか、ソフト側の見た目の優位をどう削って人間側に寄せるかという点で既にソフトの方が強いって理解しているようなもので、もうソフト対プロ棋士の頂上決戦という構図ではないよね。人間側は精神的なものとか疲労や生理的現象など含む体調面とかで、ソフトよりも読みの深さや広さを下回る場面が当然出てくるから、そりゃー不利に決まってる。阿部光瑠四段のような長時間の研究の末の手順を再現するか、中盤でソフトが軽視して読みを切ったその先にある妙手でも発見できれば勝てるのかな。

出場ソフト見たらやっぱりGPS出ないのね。pona、ボナ、ツツカナ、習甦、YSSとかですか。クジラちゃんも出てるか。あとはよくわからない。

うへー、電王戦の未来が見えない。