第43期新人王戦決勝三番勝負 第一局 永瀬拓矢五段 - 藤森哲也四段

先手勝ち。

先手中飛車、相穴熊。最終的には両者玉頭で端攻め。16香が強烈で先手優勢から寄せの場面となったが、これは寄せ間違えたのかどうかわからないが後手玉を取り逃がす。それでも後手からは寄せることはできず、もつれたものの177手で先手の勝利。途中、先手から千日手に持ち込める局面もあったがさすがに今日はやらなかったw
Twitter解説は勝率1位の新鋭八代弥四段。昨日のNHKの番組に出演してましたね。純朴そうな青年で応援したくなる。
第二局は10/23。

若者だけでなく、アラフォーの鈴木大介八段 - 木村一基八段(棋聖戦二次予選)も166手と熱戦だった。13手目で先手から角交換に出る大介八段らしい思い切りのよい手。だけど先手の中飛車は薄毛八段の濃い受けで中央を突破されてしまう。先手は入玉後に分厚く囲って守ったものの、一基八段は自らの頭髪のように先手の囲いをハラリハラリと1本1本剥がして追い詰めた。強いなー。