順位戦B級1組 8回戦 行方尚史八段-山崎隆之七段

4手目一手損角換わり。
行方は角で両取りを2回かけて2回馬を作る中で山崎陣をバラバラにかき乱す。でも山崎なので居玉のままでも悪形ではない(?)。後手の飛車は2段目で右往左往というより気分良く反復している。とはいえ先手から飛車をぶつけられたら、後手の囲いはあまりに脆弱、逃げるしかない。好調行方は雲母のようにパラリパラリと守備駒を剥ぐ。後手玉は端に追い込まれてから駒を張り付けて粘ったが、これはもう先手ペース、寄せ切った。行方7連勝、山崎4勝3敗。

ヤマサキ先生のブログが更新されてる。

広瀬-久保の好カードは久保ゴキ中vs超速37銀。後手は左銀の進出がちょっと遅めだった? それでも2筋で総力戦となって、双方捌き合った後に久保はと金を作って攻めの起点を作る。角は取られ飛車は守備に就いた状態ではあったが、先手玉を挟撃。後手陣は意外と堅い。久保が勝って5勝2敗、広瀬は5勝3敗。

畠山鎮七段も勝って6勝1敗で2番手。