まとめて
全勝対決は三間飛車vs居飛車。斎藤四段の落ち着きはなんだろう。どしっと間合いを図ってポイントを稼ぎ、時に思い切りよくさばいて。88手目△56歩で▲58歩と打たせ十分に利かされ、ちょうど100手目の△47歩からは菅井も攻め合いをせざるを得ない形になった。終盤は雪崩を打つように素早く寄せ切った。斎藤6連勝、菅井5勝1敗。
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- 澤田真吾-松本佳介
佳介と書いてヨシユキと読む。全勝vs1勝の戦い。向かい飛車。通算勝率は澤田四段が7割、松本六段は5割そこそこだし、現状の星からしても澤田が勝つべき一番だけど、序盤から中盤にかけて松本陣の盛り上がって先手陣を抑えこんでいき、56手目△47歩打の手裏剣など華麗に決まって優勢に。松本勝って2勝4敗、澤田5勝1敗。
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- ここまで
5連勝の菅井、澤田、佐々木勇気が破れ、全勝は阪口悟、斎藤慎太郎の2人に絞られた。1敗は6人。八代弥も1敗を守る。
- 11/14 A級 郷田-谷川
横歩取り。どこで形勢が傾いたかわからないが64手目△35角打がひどかった。手順に33まで移動させられ効果のない駒に。終盤あっさり決める手を郷田は見逃してしまったが、それでも優位とあって郷田2勝3敗、谷川1勝4敗。
- 11/14 B1 丸山-木村
一手損角換わり。中盤は互角の争いかなと思っていたが77手目▲41銀打の攻め合いはよろしくなかったようだ。ところが80手目△32同飛が失着と。ここらへんは繊細で感想戦のコメントを読んでも微妙によくわからないが、△32同飛〜53金はセットで歩を払わないと▲41角でと金攻撃を受けてしまう。△32同玉の場合は53金では71角で飛金両取りがかかるので、53金は不要で66歩と攻めるべしと。66歩で攻めが続くらしい。丸山2勝5敗、木村も同じ。
- 11/15 B2 6回戦
- 11/16 A級 5回戦
状況に。ここはともかくとして、終盤の読みはタカミチに軍配。深浦2勝3敗、高橋1勝4敗。
- 11/16 朝日杯 屋敷-佐々木慎
屋敷が佐々木の攻めを余しきれずに。佐々木、勝利を確信して、ふるえる。