第6回朝日杯将棋オープン戦 現地の感想
第6回朝日杯将棋オープン戦@有楽町朝日ホールに行ってきた。
10時開場のため少し有楽町をブラブラして10分前に11階に上がったら、既に長い行列が・・。150-200人はいたか。女性も多い。いいことですね。
対局場は11階、大盤解説は12階。
迷ったが今日はてんてーの解説を聞こうと12階にずっと居続けることにした。一度は対局場にでも行けばよかったかもしれないが、てんてーの最強解説は一言も漏らせなくて。
10時半の対局の5分前ほどであろうか、藤井九段と上田初美女王が登場し、軽い挨拶の後で上田女王から藤井九段昇級おめでとうの一言、グッドジョブです。会場からは待っていたとばかりに万雷の拍手。私もいつもより強めに多く手を叩かせていただきました。
ステージには大画面が2つ、1つが柿木将棋、もう1つが中継画面(Kifu for Flash)を写していた。解説に合わせて柿木将棋に座席最前列の職員が打ち込み。奨励会員のバイトが減るかもだが、大盤を手で動かすよりはこれが楽でいいよね。変化も記憶できるし。ただ終局後に対局者にきてもらって感想戦するんですが、最初の羽生-渡辺戦のときに本譜じゃない変化を出してしまったりしてたような。すぐに失敗を修正してきて2回目以降はkifu for Flashから棋譜をコピって柿木将棋に貼り付けてた。
でも1個だけ欠点があって、当たり前だが柿木将棋は先後交互に指さないといけないし、駒は動かせる場所にしか移動できない。なので例えば先手の想定する駒組みだけを表示させたくても、後手の指し手も入力しないといけないし、この駒は最終的にここへ動かしたいとしても、次動ける場所にしか動かせない。ざっくりとした構想を表現するのが難しい。もちろん、局面編集の画面にすればできないわけじゃないけど、まどろっこしい。
解説・聞き手
藤井・上田コンビというのは非常に筋のよい組合せのように感じた。はつみんは次期NHK杯の聞き手になるのではないか。ただ元気で明るいきらいがあり、現在の大人の色気路線に馴染んだ視聴者には落差?違和感?が生まれるかもしれない。