将棋

第25期竜王戦七番勝負 第一局(2日目) 丸山忠久九段 - 渡辺明竜王

後手勝ち。 投了は13時58分。まあ昼前に終わらず、よかった方か。 この展開、先手はダメなのかな。挑決で山崎七段が○九段に勝てる気はしなかったけど、まだ山崎の方が挑戦者になったほうが将棋の内容で盛り上がる七番勝負になったかもしれないなとボヤキたく…

順位戦C級2組 5回戦

村田顕弘五段 - 菅井竜也五段 後手勝ち。5連勝。 後手中飛車で先手が2筋を突いて超急戦へ。後手は△57歩が効果的だった。仕掛けた先手が悩みっぱなしで消費時間4時間43分、後手はわずかに1時間15分しか使わなかった。17時15分に終局。無敗の5人はいずれも勝利…

第25期竜王戦七番勝負 第一局(1日目) 丸山忠久九段 - 渡辺明竜王

予想通りの角換わりで腰掛け銀。第70期名人戦第六局と似た内容(後手森内名人の勝ち)で、73手目までは豊島将之-渡辺明(9/28 王将リーグ。千日手)と同じ。1日目の昼休み前で75手、封じ手までで87手とか研究が行き届きすぎて。 明日帰宅後にニコニコで見るつも…

第38期棋王戦挑決トーナメント 準々決勝2局

ここを勝てばもう1敗できる。 羽生善治三冠 - 糸谷哲郎六段 先手勝ち。 4手目一手損角換わり。糸谷が5戦1勝と得意の戦法。ただしその1敗の前例をたどったようだ。羽生は右玉に構えて、後手は金銀4枚の固い守り。でも感想戦で羽生が言っていたように後手から…

第62期王将戦挑決リーグ 深浦康市九段 - 羽生善治三冠 など

本日は注目したい対局が多く。ライブ中継は3局すべてが見事な顔ぶれ。中継からは漏れてしまったが、藤井猛九段 - 橋本崇載八段(棋聖戦二次予選)も気になるところ。 深浦 - 羽生戦 羽生が中飛車から穴熊。角交換を挟んで銀冠穴熊へと組み替え。後手は受けの構…

第43期新人王戦決勝三番勝負 第一局 永瀬拓矢五段 - 藤森哲也四段

先手勝ち。先手中飛車、相穴熊。最終的には両者玉頭で端攻め。16香が強烈で先手優勢から寄せの場面となったが、これは寄せ間違えたのかどうかわからないが後手玉を取り逃がす。それでも後手からは寄せることはできず、もつれたものの177手で先手の勝利。途中…

第84期棋聖戦二次予選 阿久津主税七段 - 松尾歩七段

後手勝ち。相掛かり。後手は飛車先の歩を交換する前に端歩を進め、先手も対応する。歩交換後に85飛と引いて9筋からの端攻めと。一方の先手は無防備な角頭を攻めて双方激しい展開へ。後手は飛車をまずは3筋に途中下車して歩を使わせ、2筋から相手陣に切り込む…

第60期王座戦五番勝負 第四局(千日手局) ▲渡辺明王座 - △羽生善治二冠

渡辺王座は陣屋での対局は本局が初めてと彼のブログに書かれていて、これ意外でした。陣屋で竜王戦というのは過去にあったようだが、ここ数年はなかったのか。竜王戦公式とか連盟のサイトを見たけど、対局場所の記載は最近数年のしかなく不明。 裏メニューの…

第60期王座戦五番勝負 第四局(指し直し局) ▲羽生善治二冠 - △渡辺明王座

羽生奪還。渡辺初のタイトル失冠。双方概ね持ち時間は60分、やはり相矢倉で。 よく見る形から先手が1筋に戦力を集中させて突破。後手は受けて我慢の将棋。まあしかし切れなかった。途中△83馬と 節約の苦しい受けで玉を深い位置に囲ってしのぐ。が先手は銀矢…

順位戦A級4回戦 三浦弘行八段 - 谷川浩司九段

先手勝ち。谷川が角交換四間飛車へと。 谷川の飛車は自らの打った47歩に、角はいったん下がったあとに45歩と打たれて大駒2騎がいずれも進路を塞がれて生殺し。ふがいない敗戦。。 三浦は4勝、谷川は1勝3敗。

C級1組5回戦

全勝同士の小林裕士七段-千葉幸生六段は横歩取り。角交換の後、後手が8筋の歩をぶつけたところで先手が積極的に角で狙い、角飛交換。その後、逆の交換もあり、後手が先手玉を捉えにいくがするっと交わされてしまい、逆に挟撃を食らって先手の勝利。 糸谷哲郎…

第54期王位戦予選 斎藤慎太郎四段 - 畠山鎮七段

先手勝ち。師弟対決。畠山鎮七段は勝負を最後まで諦めない、食らいつく姿勢に怖さすら感じていたが、先日のNHK杯での豊島将之七段との対局で執念の逆転勝ちに背筋ゾクゾクさせられ、改めてその思いを深めた。なので本局はなんだかあっさりと敗勢となってしま…

第6回朝日杯一次予選 上野裕和五段 - 藤井猛九段

後手勝ち。角交換四間飛車。26手目の△45角打でほぼ決まってしまった。74手で先手が投了と、力量差がありすぎた始末。

第62期王将戦挑決リーグ 豊島将之七段 - 渡辺明竜王

千日手指し直しの結果、渡辺竜王の勝ち。両者得意の角換わりで定跡をなぞって1時間余りで60手近く進む。その後はお互いに斬り合って大激戦。先手は大駒を、後手は金駒を集めて、わずかに豊島が受けきるかに思われた。ところが立会人の木村一基八段が指摘した…

第36期棋王戦挑決トーナメント 羽生善治二冠 - 木村一基八段

先手勝ち。今日はライブ中継4局中3局が横歩取り。 後手は85飛。32手目で75歩と仕掛けて、先手から角交換。38手目で桂頭に36歩とこれは横歩取り85飛の昔の手らしい。そこから54角で飛車と7筋のぶつかった歩に圧力をかける。そこから左金が進出していって後手…

第62回王将戦二次予選 2ブロック決勝 深浦康市九段 - 屋敷伸之九段

先手勝ち。A級棋士同士の対戦。角換わり相腰掛け銀。後手から仕掛けざるを得ない状況となった。が直後から決戦場所を先手に攻めこまれ、その後も2筋をいい形で利かされまくる。どうにも後手がよくなる場面がなく、粘ったものの完敗。深浦、優勢を築いてから…

順位戦B級1組6回戦 飯塚祐紀七段 - 行方尚史八段

後手勝ち。ナメ氏が終始優勢、6連勝。

第60期王座戦五番勝負 第三局 ▲羽生善治二冠 - △渡辺明王座

先手勝ち。後手は角が生かせない窮屈な形。それでも受けて逆転を狙えたらよかったが、いいところなく完封されてしまった。 さすがにこんな負け方が続くわけもないので、羽生が奪取に王手をかけたものの次回はそうすんなりとは行かないのではないか。

順位戦A級3回戦 谷川浩司九段 - 羽生善治二冠

後手勝ち。横歩取り。 80手目までは羽生-三浦(2005/5/9 棋聖戦)と同じ進行で、84手目までは手順前後はあったが同局面だった。このときは後手優勢も詰めを逃したそうだ。 そして今回は羽生にとっては先後逆だったが、やはり谷川優勢も詰めを逃して逆転勝ちと…

順位戦A級3回戦 渡辺明竜王 - 橋本崇載八段

先手勝ち。後手が角交換四間飛車に。竜王に時に軽く時に手厚く宥めすかされて、▲36銀と圧倒的な発想の一手をくらい、21時44分という早い時間に後手投了。構想失敗、空回りの3連敗。竜王は2勝1敗と。藤井猛九段が新聞解説の担当ということで橋本八段悔やんで…

竜王戦 挑決第3局 山崎隆之七段 - 丸山忠久九段

後手勝ち。丸山が挑戦者に決定。後手一手損角換わり。山ちゃん負けるだろうなと予想してたが、中盤の56角のあたりでこれいけるんじゃ?と期待したものの、49手目83銀がいかにも不器用な重たい一手。これが足かせとなってしまった。 山崎が辛抱するが、丸山は…

竜王戦 挑決第2局 山崎隆之七段 - 丸山忠久九段

先手勝ち。相掛かり。左端からのねじり合い、山崎優勢と見えていたが丸山さすがに押し込まれない。先手は勝負を決めるべく入玉目指す。山崎のような力戦タイプは独特な感覚があって参考にならないなぁ。難しい。先手の飛車は投了から3手前で初めて28から動い…

第60期王座戦五番勝負 第二局 ▲渡辺明王座 - △羽生善治二冠

後手勝ち。この対局前までの対戦成績は渡辺20勝、羽生16勝で、ここから羽生が勝利数を逆転することはないだろう、と思う。通算成績でも今年度成績でも羽生の勝率が渡辺を圧倒している現状を踏まえても、若い方が瞬発的な処理速度で上回る分、有利かと。自分…

第60期王座戦五番勝負 第一局 ▲羽生善治二冠 - △渡辺明王座

後手勝ち。お互い矢倉を組む途中で駒がぶつかり合う。先手がいったんは後手の攻めを誘ってから、角を成り捨てて猛攻開始。まあ細い攻めだということは言うまでもないけど。76手目で△67桂▲同銀と、えっ?取るの??、それから△45銀と先手の銀を払って、ここら…

第62期王将戦二次予選 ▲飯島栄治七段 - △森内俊之名人

先手勝ち。横歩取り。急戦、面白かった。 後手が飛車先の歩を取って△82飛と引いたあとで、先手が34にいる飛車を生かして83歩,84歩と叩く。その後に角で再度後手の飛車を82に下げさせてから3筋を飛角桂で圧力をかけ、またまた83歩と叩く。後手は5筋に飛車を回…

第6回大和証券杯ネット将棋・最強戦 決勝戦 佐藤康光王将 - 郷田真隆棋王

先手・佐藤王将が優勝。膠着しそうな状況から先手が45手目▲65桂で開戦。正直つながるかどうか見えない一手だったと思う。 実際に後手の飛車は1筋に回って重要な戦力になっているのに先手飛車は8筋で遊んでしまった。 こうなると先手は、後手の攻撃を切らすし…

第53期王位戦七番勝負 第5局(2日目) ▲羽生善治王位 - △藤井猛九段

先手勝ち。羽生王位防衛。通算14度目の王位獲得だそうだ。昨日の封じ手前の▲16角が効いたようだ。 藤井九段も無理くり攻め込みこじ開け際どく迫ったが及ばず。まあ、第2局のすばらしい藤井将棋を見られただけで、私は満足です。

第53期王位戦七番勝負 第5局(1日目) ▲羽生善治王位 - △藤井猛九段

急戦模様。封じ手ひとつ前の▲16角が玄妙な一手。 △25歩で止まってないのだとすると、後手陣は早くも崩されていってしまうのか。本局で藤井九段が勝つ予感はまったくないのだが。

第2回加古川青流戦 瀬川晶司五段 - 藤森哲也四段

先手勝ち。途中お互い攻めあぐねて、なのか読み違えてなのか、双方の玉がそれぞれ追い回されて寄せきれない場面があり、泥仕合の様相。暑さのせいか。

NHK杯 渡辺明竜王 - 深浦康市九段

先手勝ち。横歩取り。 ちょっと目を離した隙にパタパタっと9筋方面で進展があったようで。後手の攻めが切れそうで切れた。明日もう一度見返してみよう。